主に日常生活
つらーりつらり。

好き>>図書館・映像・登山・雑貨・ガラス物
Twitter>>@tenteruri
<< July 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

隊員絵 その1
隊員


隊員お披露目その1.
藪隊員です。

慧様、リク絵、大分・・・というより超遅くなりました。
忘れていたわけではないのですが、あれこれと考えているうちに、変な方向に突っ走りまして。はい。

意外に若く…ごほんごほん。描けた藪氏です。

寄宿舎、兼職場にて
「狭山さんっ!」
ただでさえ暑いのに、暑苦しい男が入ってきた、現所長狭山はぼやいた。
侵入者の名前は矢馬。したっぱの下っ端である。

「聞いてくださいよぅ!!」
泣き面の矢馬を横目に狭山はクーラーの温度を少し下げる。

「で?」
既に応接用のソファーに座りこんでいる矢馬に冷たい麦茶を渡し、話を促す。
「ううぅ・・・。あの、俺、水彩絵の具買ったことありますよね?」
そういえば、以前、画材屋さんで水彩絵具を買ってきていたような記憶がある。

「あれは、透明水彩だろう?」
そう。確かに買っていたが、あれは透明水彩絵の具。
「はい。あれの後に水彩絵の具も買ったんです。少し安めだし、水彩絵の具も欲しいなぁって・・・」
「で?」
狭山も自分のグラスに麦茶を注ぐ。
「100均一で売ってたんです。水彩絵の具セット。」
ポツリとつぶやく矢馬。

ため息をつこうとした狭山は矢馬の暴走によって阻まれた。
「前は無かったんですよ?水彩絵の具セット?105円なら早く言えっての!ありえませんよね?えぇ、ありえません!買った後に店頭に並べるなんて横暴なっ!同じ色数、同じチューブの大き・・ぬぉおっっ!!」
矢馬は飛んだ。

いや、正確に表現するならば、飛ばされた、だろう。
しかし狭山には「飛んだ」としか見えなかった。

「ふぅ。五月蝿いわ。相変わらず。」
手をはたく重松職員を見上げ、狭山は内心早く逃げ出さなければいけない気がした。
転がる矢馬は暫く起きそうにない。

「狭山。」

所長である自分をこんな呼び方できるのは2人しかいないだろう。
元所長で今は自称、独立遊撃部隊ファントムペインの鈴木。
こいつは正直ただのアニメオタクだ。

後は重松職員。
誰が雇ったかはわからないが、アルバイトとして職員本部を任されてから、数々の屈強な男達が負かされ、今は現権力TOPに君臨している。

「今は夏。政府はクールビズを推奨しているわ。」

重松職員の手にはクーラーのリモコン。
小さな機械音がしてクーラーの電源が落ちた。
「はぁ・・すみません」

最後のクーラーのある砦であったこの所長室も、ついに敵の手に・・。
浮いた電気代が重松の新しいコンピューター(ヴィスタ)を買うための貯金になっていることは狭山にしか知らない、というか知りたくないトップシークレットだった。

「さ。鈴木」
重松の後ろには、自称遊撃部隊フ・・・長いので「ペイン」と表記しよう。
ペインがいた。

「どうしたんですか?」
「鈴木隊員は、昨日、というか、今日4:00に帰ってきたんですよ?」
「ふふふー朝帰りですー」

やたらニヤニヤしている鈴木。昨日は指定休で{飲み会}に行くと言っていた。

「ペイ、じゃなくて鈴木、どういうことだ?」
「だから、飲み会ですよー。その後ー二次会で4:00?」
「・・・・・・。」

ちょっと二日酔い気味だろう。ペインの話し方がやけに癪にさわる。
「しかも、自転車で帰ってきたんです」
「ふふふー」
ペインは笑っている。しかも、矢馬が手をつけていない麦茶まで飲んでいる。

重松は腕をくんでぶつぶつと文句を並べている。

「じゃ、バイトなんでー」
飲み干したコップを置き、
にへらっと気持ち悪い笑みでペインは外に歩き始める。

「・・・・だから、門限とか決・・・って待ちなさい!」

ペインは「俺は不可能を可能にーする漢だぜぃー!」などと叫びながら走り出す。
重松の決死の追跡からもすでに距離を広げつつある様をみて狭山はやっと嵐が去ったと今日何回目かになるため息をもらした。

おそらく、今日は遊撃部隊ファントムペイン鈴木の追撃で重松は帰ってこないだろう。
クーラーのリモコンをつけて狭山は長いすに深く腰掛けた。
「今日は七夕、か。」
早く内定が決まりますように

てか早く退社したいな・・

他社の大手会社に出した履歴書を思いながら、狭山は昼下がりのひと時の平和を楽しんだ。

横には存在を忘れられた矢馬が静かに横たわっていた。

鬼の居ぬまに洗濯

隊員
隊員記録

・狭山隊員
隊長。新しく隊長になったため、ちょっと偉い言葉を使っている。
口癖、及び、返答に窮した時は「うむ」ですませる。
大変姿勢が綺麗で、中峰に「書き方の教科書にでれますね」といわれた経験を持つ。

・矢馬隊員
回想録を書いている。たぶん隊員の中で一番の弱者。
したっぱ。いつもオドオドしているが、酒を飲むと性格が180度回転する。
テレホンカードを常備している。

・やぶ隊員
野望に満ちている。以前鈴木が家庭訪問をしたが、鈴木は当時の状況に関して、一切口にしていない。ついでに女性。

鈴木隊員
最近降格された。寄り道が好きで、普段の任務をこなしていない。
信用度が薄いわりにちょくちょく色々な任務に呼び出される。
最近梅干にはまっている。

重松本部職員
最近、本部で雇われたアルバイト従業員。しかし、金銭、情報の全ての権力は彼女に集中しており、現在、本部は彼女しかは入れない言わば要塞と化している。

中峰隊員
真面目。誠実。「誠実とは、取り柄がないに等しい」らしい。(BY大学の教授)


もしかしたら、新しい小説に以降するのではないかと・思われる・・。